墨の磨り方

【右回りの神秘】

日本を學ぶ書道教室「たまゆらの會」では
座学をしてから墨を磨っていきます

墨の磨り方は
前後にジグザグするやり方と
円を描くやり方があります

わたしは円を描くやり方で墨を磨ります
円を描く時、自然と右回りです

右回りと左回りとでは
波動が変わるそうです
右回りは
陽の氣を「込める」ことが出来ます

左回りは「放つ」なので浄化作用です

神道での作法も右回りで成っているそうです
そう言えば、玉串奉納も右回りです

右回りは「日回り」と言って
太陽の動きであるから
縁起が良いという考えで
太陽は天照大神様ですね
(お花の向日葵も「日回り」から)
神様に対する尊い儀式は
万物の摂理を表して行われているんですね

目には見えませんが
右回りをした墨の粒子は
きっと生き生きとした波動を
まとっているのでしょう

そんな陽の氣が込められた墨で書く
いい言靈は
エネルギーが高いに違いないです

右回りを通して
墨を磨ることの意味合いが
新たに理解できました

神無月の「たまゆらの會」
大阪 10月12日(木)18時30分〜
京都 10月1日(日)11時〜
単発参加可能です